脂漏性角化症は老人性イボ!効果的な対処法は?



シミやイボには、さまざまな種類があり、特徴もいろいろ。

そんな数あるシミ・イボの中でも、とくに目立つタイプとして、「脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)」と呼ばれるものがあります。

この脂漏性角化症は、別名「出っ張りじみ」や「老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」と呼ばれることもある、”老人性のいぼ”のこと。

いわゆる「年寄イボ」ともいわれていて、ちょっとこわい名前の症状なんです……。

そこで、今回は、脂漏性角化症はどんなものなのか、脂漏性角化症ができる原因や対策方法などについて、詳しくまとめてみました。

脂漏性角化症とはどんなもの?

脂漏性角化症は、きわめて特徴的なブツブツです。

シミのようにも見えるできものです。

具体的には、皮膚の表面がまるでイボのように膨らんで、出っ張ってしまうもの。

加えて、まるでほくろのように黒色になるため、出っ張っているうえに黒色という、非常に目立つ状態になるのです……。

脂漏性角化症は皮膚のどのくらいの深さにできる?

皮膚のイボやできものの治療では、そのイボが皮膚のどの深さにできているのかが、とても大切なポイントになってきます。

治療をしたあとに、傷が残ってしまうのか……?

それとも、キレイに治るのか……?

それはこの、イボの深さによって違ってきます。

でも実は、脂漏性角化症のイボの深さは、表皮と呼ばれる皮膚の浅いところまでしかないんですね。

皮膚の表面に乗るようにできている、というと分かりやすいかと思います。

だから、治療をしても、傷あとを残さないように治せる可能性が高いんです!

ちょっと、ホッとされたかもしれませんね……。^^

脂漏性角化症はうつるの?



ある日、鏡を見たら、「顔まわりのイボが増えてる……!」とびっくりした経験のある方も多いと思います。

脂漏性角化症のイボは、たしかに、体質的にできやすい人がいます。

でも実際は、イボの部分を触ったり、刺激をあたえたからといって、どんどん増えてしまうというものではありません。

また、脂漏性角化症は非ウィルス性のため、人にうつる心配もないのでご安心ください。

脂漏性角化症は良性?悪性?皮膚ガンの心配は……?

脂漏性角化症のイボは、いわば、皮膚の表面に載っている出っ張りです。

この出っ張りは、医学的には、良性腫瘍の一種であるといわれていて、悪性ガン化してしまうことはありません。

ただし、一度できてしまうと、肌のターンオーバーで自然に取れたりすることもなく、自然治癒する可能性もないといわれています。

いったんできてしまったら、ずっと残り続けるし、顔周りなどの目立つところにできやすいのが、とってもイヤなんですよね……。

脂漏性角化症はシミじゃない!?

上記でもお話したとおり、脂漏性角化症はシミではなく、良性腫瘍のイボです。

でも、この脂漏性角化症を「イボ」だと自覚している方は、とても少ないのが現状です。

ふと鏡をのぞいたら、肌に黒っぽいモノができている……。

そこで、「わたしも、とうとう顔にシミができちゃったか……」と思い込み、皮膚科を受診したり、高価な美容液を買っちゃったりする方も多いんですね。

シミと脂漏性角化症の見分け方

シミか、脂漏性角化症のイボかどうかの見分け方は、まず、そのできものを、ゆっくりと指で触ってみることです。

そのできものが、まわりの皮膚にくらべて、少し出っ張っているな…と感じたり、色が黒っぽい茶色がかったものだったりしませんか?

その場合は、脂漏性角化症かもしれませんので、気になるようであれば、皮膚科や専門医を受診して、治療されることをおすすめします。

皮膚科で相談すれば、ダーモスコピーという皮膚組織を拡大して観察できる拡大鏡を用いて、よりくわしく診断してくれます。

首にイボができたら……脂漏性角化症かも!

あなたは、首にぶつぶつとしたイボができてしまったことはありませんか?

首のイボといっても、実はいろいろな種類があるんですよね。

もしイボができてしまったら、まずは、そのイボのタイプを知りましょう。

それが、イボ治療への第一歩となります。

脂漏性角化症は、ある程度の年齢を重ねた方々に、発生しやすいイボといわれています。

30代・40代を過ぎて、首まわりに小さいポツポツしたイボができるようになったら、それは脂漏性角化症かもしれませんね。

脂漏性角化症はどうやって治療すればよい?



脂漏性角化症は、自然治癒ができないだけではなく、治療法もなかなか難しいもの。

だから余計に厄介なんですよね。

少なくとも、美容や美白効果のある化粧品は、脂漏性角化症にはほぼ効果がないといえるでしょう。

前述したように、脂漏性角化症は、医学的には皮膚にできた良性腫瘍。

肌の状態や肌質を改善するはたらきを持つ美容化粧品では、どうしようもないのです。

でも、幸いにして脂漏性角化症は、通常のシミのように美容用品で対策することはできませんが、最新の医療技術によって治療することは可能です。

脂漏性角化症は皮膚科の最新医療技術で治療できる

具体的な治療方法としては、下記の2つの医学的な技術を用いる治療方法が一般的です。

  • 炭酸ガスレーザーによる治療法
  • 液体窒素による治療法

液体窒素でおこなう場合は保険診療、炭酸ガスレーザーの場合は自費診療となります。

しかし、これらの治療方法は、肌に対してかなり刺激が強いものです。

治療することにより、かえって、炎症性色素沈着のシミなどの副作用が起きる可能性も、まったくないとはいえません。

治療を受ける場合には、そのようなリスクも考える必要があるでしょう。

ただし、脂漏性角化症に関していえば、皮膚のごく表面にあるので、治療によって傷あとが残る危険性は、ほとんどないといわれています。

また、液体窒素よりも、炭酸ガスレーザー治療のほうが、1回の治療で終わるため、治療のあとにシミが発生する確率が低いというデータもあります。

実際に治療を受けられる際には、ぜひご参考になさってください。

脂漏性角化症の予防ポイント!

脂漏性角化症は、加齢の要因のほかに、刺激を受けることでできやすくなる性質があります。

強い紫外線を浴びたり、汗をかいたときに首や顔を掻いたりすると、急に増えることがあるともいわれます。

予防法としては、皮膚に強い刺激を受けないために、ふだんから、紫外線対策をしっかりおこないましょう。

また、かゆみを感じたり、かぶれたりしないために、低刺激性や無添加の基礎化粧品や化粧品を選ぶことも、効果的でおすすめですよ。

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